迷い犬

昨日迷い犬を保護しました。
クリームのラブラドールレトリバーのメス。
推定1歳前後あたりでした。
保護した時はまだ足の汚れもひどくなく脱走してきて間もないな、とすぐにわかりました。
人懐こく、まぁぼちぼち躾もされている様子でした。


結局昨日のうちに役場に連れていったのですがさっき見てきたところ、
まだ飼い主は現れていないようでした。
役場に預けたと言っても、所詮屋外の檻で北風もモロに当たるような所です。
檻の中に無造作に入れられた水入れとエサ入れ。
当然といえば当然なのですがひっくり返ってます。
エサは下にこぼれあまり食べれずにいたようで、たった1日で少し痩せたような気がしました。
数日前に雪が振って寒いというのに薄っぺらい毛布が2枚だけの環境。
とても不憫な気持ちになりましたが何も出来ませんでした。
何も出来ない事はわかっていたのですが何故か見にいってしまった。
「かわいそうな犬がいる」のでそれを面倒見にいき“いいことをしている”っていう気分に浸っているだけのマスターベーションに過ぎないのかもしれません。
偽善なのかもしれません。
わかっていたのにどうしても声をかけずにはいれなかった。。。
自分のしたことは正しかったのか、今では少し後悔しているのかもしれません。


いつかに保健所に連れていかれた犬や猫のことを日記に書いたのですが、
もしかしたら自分が保護した犬がそうなる可能性が高いとなるとやるせません。


もしかしたら明日には飼い主が見つかるかもしれない。
逆に明後日になっても見つからないかもしれない。
見つからなければ役場から保健所に移され、3日程度で処分です。
運が良ければ動物保護センターに連れていかれ、新しい里親を探すことになるそうですが・・・。そうなることを願います。


保護したからには自分の目が行き届く場所にいる限り、
出来るだけ毎日見にいってあげたいと思います。
たとえそれがただのマスターベーションに過ぎなくても・・・。